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明石吉田屋産業社長ブログ 明石吉田屋産業社長・明石真が、日々の思考をつづります

5S研修スタート!2020.6.22

みなさん、こんにちは。コロナ禍の中、行動規制も少しずつ解除され、今までの日常が戻りつつあります。「withコロナ」と言われていますが、これから日本全体がコロナウィルスの感染拡大を防ぎながら、経済活動を戻していく重要な局面に入っていきます。ひとりひとりが感染防止の意識、当事者である自覚を持って行動することが非常に大切だと感じます。

さて、当社では不要不急の人の集まりは当然避けてまいりましたが、何もやらないとコミュニケーションが不足し、問題が起きてきます。コロナも少し落ち着いてきたので、以前からやりたいと思っていた大型の社内研修を開始しました。

それは「5S活動」です。皆さん、5Sは聞いたことはあるでしょうか?「整理・整頓・清掃・清潔・躾(しつけ)」の5つの頭文字の「S」です。 「きれいにすることかな」と思いがちですが、 5Sは奥が深く、5つの項目の順番が重要です。「整理」から始まり、最後の「しつけ」ですから、ただキレイにするという取り組みではなく、教育のしくみということになります。

この5S活動を通じて、自分たちで働きやすく、お客様が快適に利用できる職場・店舗環境を整え、問題解決、環境改善活動の風土そのものを醸成することを研修の目的としています。風土づくりが目的ですから、一度の集合研修で終わりではなく、参加者が自身の職場で実践し、問題解決、環境改善活動を定着させることがゴールになります。ゆえに時期を待って企画を温めてきた大型研修なんです。

さて、前置きが長くなりましたが、今回の大型研修の展開部門は浜松支店の職場、メンバーです。まずは「5Sとはなんぞや」から学び、5Sの行き届いている当社の田原店をみんなで見学しました。

田原店全景
お客様が直接手の触れる設備はいつもピカピカに保たれています。
店内もピカピカです。飾りも可愛らしく鮮度も保たれています。
くつろげるシンプルな空間です。

この「理想とするできているレベル」を自分の目で見るということが大切なんですね。アウトプットの時間で、みんなで良かった点をポストイットに記入し、カテゴリーごとにまとめていきます。

アプトプットのワーク風景

まとめてみると田原店を視察した参加者から一番出た言葉が、「物が少ない!」という言葉でした。そうなんです、5Sの入り口は「整理」、言葉の定義は「いる物といらない物を区別して、いらない物を捨てる!」、これだけで無駄が削減できます。

研修の最後に自身の職場での実践項目を1つ決めて、1カ月後に報告会を開催します。これを毎月繰り返し、目的である「自分たちで働きやすく、お客様が快適に利用できる職場・店舗環境を整え、問題解決、環境改善活動の風土そのものを醸成していきます。」

職場は毎日を過ごす大切な場所です。ですから職場は自分たちで考えて自分たちの手で良くしていくというのが私の考えです。少しずつ他部門にも展開し、会社全体の大事な活動にしていきたいと思います。 どう職場環境が改善されていくか楽しみです。 進捗状況はまたご報告します!

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